エンジン駆動系 運転

車のギアBレンジとは?ほんまにエンブレの意味知ってます?

2018/07/31

ガゼルはマニュアルシフトの軽自動車を購入しました。

これは自分でギアを選ぶことができるので、スピードのコントロールはしやすいと思ったからです。

最適なスピードで最適なギアチェンジができれば、スムーズに走行することができます。

そういうことを運転手の判断でできるのは、車を自分で操っているという気になりますので運転も楽しくなります。

でもギアチェンジというのは自動に任せた方が楽だと思います。

当たり前のことですが、低回転のギアだとアクセルを戻した時にエンジンブレーキはよく効きます。

オートマみたいにDレンジに入れっぱなしだとエンジンブレーキはあまり効きません。

オートマのポジションにBとかSがあります。

これはどういった時に使用するのでしょうか?

これらのレンジはエンジンブレーキと深い関係があるようです。

考察していきたいと思います。


スポンサーリンク

エンジンブレーキとは

エンジンブレーキとは制動装置のことではない。

エンジンに燃料を送らないことによってエンジンは出力を失います。

同時に車輪にも駆動力が伝わらなくなり、自然にブレーキがかかってしまいます。

エンジンブレーキとは、特別に制御装置があるわけではなくエンジンの抵抗によって発生する自然な制動現象のことです。

エンジンブレーキに対する誤解

前述したようにエンジンブレーキとは、アクセルを戻した時にエンジンに燃料が供給されなくなって、駆動力が車輪に伝わらないことによる自然な制動現象の事です。

ところがこのことが間違って伝わる場合もあります。

それはエンジンブレーキとは、一定走行中に低いギアを選択してクラッチを繋いだ時に起きる急激な抵抗のことである。

そういう風に勘違いしている人は結構います。

より低回転のギアを選択した時に、よりエンジンブレーキがかかるということなのです。

エンジンブレーキを使用する理由

長い時間下り坂を走行している場合に、フットブレーキだけを長時間使ったとします。

そうするとディスクブレーキの場合プレートとパットの間で摩擦熱が発生します。

その摩擦熱が高温になると摩擦力が低下するフェード現象が起こります。

さらにブレーキフルードが沸騰して気体が発生し、それが液体に混ざるとクッションの役割をします。

それでブレーキの効きが悪くなります。

これをペーパーロック現象と言います。

いずれにしてもフットブレーキを多用するとブレーキの効きが極端に悪くなってしまいます。

ですのでフットブレーキを対応しないで、エンジンブレーキを併用することが推奨されています。

オートマ車でSレンジとBレンジがある理由

シフトポジションを紹介(B、S、Dレンジ)

D レンジでのエンジンブレーキは効きが弱い

低い回転数ほどアクセルを戻した時にブレーキが強力にかかります。

ですからDレンジで走行中高い回転数をキープしている状態では、エンジンブレーキの効きが弱くなってしまいます。

マニュアルトランスミッションの場合は、エンジンによる駆動力が機械的に直接車輪に伝わるようになっています。

しかしオートマチックトランスミッションでは(特にトルクコンバーターを用いるもの)オートマフルードと呼ばれる液体に駆動力の一部を吸収されます。

それでエンジンブレーキの作用は弱くなる傾向があります。

前述したようにオートマティックトランスミッションのDレンジでは、アクセルを戻してもエンジンブレーキが弱く効きが悪いです。

そのため一部の車種ではSレンジやBレンジというものがあるようです。

それではSレンジやBレンジというものはどういうものか詳しく説明していきます。


スポンサーリンク

車のギアBでの雪道走行

凍結した道路や積雪のある道路では、滑りやすいのでフットブレーキを使うとロックしやすくなります。

特に下り坂などはフットブレーキを使用すると、あっという間に滑ってしまい最悪の場合スピンを起こしてしまうこともあります。

そこで凍結した下り坂などではフットブレーキに頼らずエンジンブレーキを多用しましょう。

エンジンブレーキを活用する

凍結した道路や積雪路ではエンジンブレーキを活用することを推奨されています。

しかし注意しないといけないことがあります。

高回転の時に急に低回転のギアに入れてしまうと、エンジンブレーキが急激に効いてしまうことがあります。

シフトレバーでクラッチを入れ、急激に繋いだ時に強力なエンジンブレーキがかかってしまうことがあります。

これらの操作によって駆動輪に急激な抵抗が加わり、車輪がスリップしたりして車体が安定しないことがあります。

フットブレーキのみ使用するよりは安全な理由

急激なギア操作は車体に不安定をもたらすと申し上げました。

ではそれでもなぜエンジンブレーキを多用した方が良いと言われるのでしょうか?

それは左右の車輪に掛かる路面の状況によります。

例えば右の車輪に凍結道路面が左の車輪に乾燥道路面が接触している場合です。

この場合は左右の車輪で摩擦係数がかなり違ってきます。

そうすると各車輪に個別に作用するフットブレーキでは、制動力に差が出来てしまいバランスを崩し車体が大きく横滑りを起こしたりすることがあります。

しかしエンジンブレーキでは、ディファレンシャル機構によって左右均等に制動力が加わるため、横滑りなどを起こす危険性はありません。

そういったわけで長い坂道、特に積雪路とかではエンジンブレーキを多用した方が安全に走行できるというわけです。

SレンジとBレンジとは

SレンジとBレンジそれぞれの意味とは

前述したように低回転でアクセルを戻した時の方が強力にエンジンブレーキが効きます。

一般走行でDレンジを選択した場合、高回転になることが多いのでアクセルを戻してもエンジンブレーキの効きが弱くなってしまいます。

そこで一般的にはオートマではLレンジがあります。

これが低回転のギアになります。

CVTでは主にSレンジとBレンジというものがあります。

これらの低回転ギアを利用してエンジンブレーキの効きをより強くします。

B レンジとは?

BレンジのBはブレーキの意味です。

Bレンジを選択することによって強力なエンジンブレーキが得られます。

しかしDレンジの高回転域での走行中に急にBレンジに入れてしまうと、急激にエンジンブレーキがかかってしまい車体が不安定になってしまいます。

ですので低速度走行時にBレンジを使用するようにしましょう。

直線の道ではなく峠の下り坂とかそういった場面で使用しましょう。


スポンサーリンク

Sレンジとは?

SレンジのSはスポーツのSと言われています。

スポーツモードということでしょうか?

S レンジに入れるとDレンジの時より強力に加速してくれます。

S レンジは低回転ギアですので坂道ではエンジンブレーキとしての利用もできます。

SレンジはBレンジよりもエンジンブレーキの効きが緩やかです。

坂道ではSレンジとBレンジを使い分けると良いのかもしれません。

近年のエンジンブレーキに対する考え方

フットブレーキだけでも対応可能の理由とは。

近年の製造技術の進歩によって場合によってはフットブレーキだけでも車体が安定し 強力なブレーキングができるようになりました。

ABSでは急激にブレーキをかけてもロックすることもなく車体を止めることができます。

また横滑り防止装置は、急激な車線変更などで車体がバランスを崩した時に車の姿勢を修正するという機能です。

これらのシステムによって場合によっては、フットブレーキだけでも対応できるようになったということです。

場合によってはと言うのは、フェード現象やベーパーロック現象が生じない限りにおいてはと言うことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

エンジンブレーキを多用すると

ブレーキングの時に車体を安定させる。

ブレーキの効きを持続させる。

こういった効果があります。

ガゼルは現在マニュアル車に乗っていますので、エンジンブレーキの恩恵はかなり受けています。

下りの坂道では低回転のギアを選択すれば、エンジンブレーキが強力に効いてくれるのでフットブレーキをあまり使用せずに済みます。

登りの坂道では低回転のギアを選択すれば、そこから強力な加速を得られます。

軽自動車はトルクがないので低回転のギアを選択する必要があります。

AT車に乗っていた時も、低いギアを選択して同じような操作をしていました。

でもMT車の方が自分でギアを選択できることでコントロールがしやすくなるのでAT車よりも有利になります。

何より操る楽しさがあります。

低回転のS,Bギアをうまく使い分けて安全に運転しましょう。

私の記事が参考になりましたら幸いです。



-エンジン駆動系, 運転