フォレスターで車中泊は可能なの?グッズを厳選して御紹介!
2018/09/28
フォレスターを購入したら釣りやキャンプなどのレジャーを楽しみたい、と夢を膨らませている方も多いのではないでしょうか?
そうしたアウトドアユースを楽しむ場合、車中泊が可能かどうかが大きなポイントになります。
ここでは、フォレスターで車中泊が可能なのかどうかを検証すると同時に、車中泊グッズを厳選して御紹介しますので、是非とも参考にしてみてください!
目次
フォレスターで車中泊は可能か?
フォレスターで車中泊することは、可能なのでしょうか?
車中泊グッズを紹介すると書いておりますので、既にお察しかとは思いますが、答えは「フォレスターで車中泊は可能」です。
フォレスターの荷室長は、後部座席を倒すと前席シートバックから荷室ボード後端まで1,856mmあります。
また、荷室幅も一番狭い箇所で1,100mmありますから、大の大人が2人並んで寝ることが可能です。
ただ、身長が185cm以上ある人は斜めに寝る形になりますので、大人一人+小さいお子さん一人ならOK、というところになるでしょう。
フォレスターのシートの段差と隙間をどうする?
フォレスターは、車中泊をするための十分なスペースが確保されているものの、以下にあげる2つの問題点があります。
- ・倒した後部座席のシートバックと荷室フロアに段差ができてしまう
- ・前席のシートバックと倒した後部座席のシートバックに30cmほどの隙間ができてしまう
経験のある方は分かると思いますが、就寝スペースに段差があると気になってしまい、とても熟睡できるものではありません。
フォレスターで快適に車中泊するためには、まず段差を解消することが必要不可欠です。
段差を埋めるには、荷室フロアに適切な厚みの座布団やクッション、または折り畳んだ毛布などを敷き詰めると良いでしょう。
倒した後部座席のシートバック先端から荷室ボード後端までの距離は1,547mmなので、段差さえ埋めれば、身長150cmくらいまでの人なら2人横に並んで快適に寝ることができます。
車中泊の人数が1人なら、斜めに寝ることで身長170cmくらいの人まで対応できるでしょう。
しかし、それ以上に身長のある人がフォレスターで車中泊するには、前席シートバックと後部座席先端の隙間を埋めて就寝スペースを拡大する必要があります。
そのためには、ホームセンターでベニヤ板などの部材を購入し、DIYでベッドを自作するのが一番安上がりな方法です。
また、キャンピングカー専門店にはオーダーメイドで車中泊ベッドを作ってくれるショップもあるので、DIYが苦手な人や予算に余裕がある人にはこちらの方法をお勧めします。
フォレスターの車中泊マットのおすすめは?
フォレスターで快適に車中泊するには、先ほど紹介した方法でベッドスペースを確保するだけでは不十分です。
固い荷室フロアやベニア板などの上では到底熟睡はできないので、車中泊マットが必要になります。
管理人イチオシの車中泊マットは、「オンリースタイル 車中泊専用マット」です。
この製品は使用する時に空気を入れて膨らませるエアーマットなので、普段は小さく畳んでおけるため収納場所を取りません。
また、使用する時はバルブを開けるだけで自動で空気が入るので、別途エアーポンプなどを用意せずに済むこともお勧めのポイントです。
気になるサイズは長さ198mm×幅66mmとタップリしているので、大柄な人にも対応します。
また、厚さが10cmある高密度ウレタンを採用しているので、寝心地もバッチリです。
実売価格は約1万7,000円とそれ程安くはありませんが、出費に見合った満足感が得られることでしょう。
もし車中泊ベッドに1万円以上も出せないという場合は、「クイックキャンプ インフレータブルマット」をお勧めします。
厚さは8cmと若干薄くなるものの、寝心地は悪くありませんし、サイズも長さ201mm×幅70mmと十分です。
オンリースタイル 車中泊専用マットと同様に自動膨張式なので、使い勝手も遜色ありません。
フォレスターの車中泊窓カーテンの紹介
フォレスターで快適に車中泊をするには、何らかの方法で窓を塞ぐことも必要になります。
窓を塞がないと外光が車内に入ってきて熟睡できない上、外から丸見えでプライバシーが確保できないからです。
窓を塞ぐには、車中泊用のカーテンを用いるのが効果とコストパフォーマンスの点でベストと言えます。
しかし、フォレスター専用の車中泊カーテンは市販されていないので、汎用品から探さなければなりません。
管理人のおすすめは、「ボンフォーム カーテンセット」です。
フロントウィンドウ用・サイドウィンドウ用・リアウィンドウ用の合計8枚がセットになった商品で、実売価格は6,000円ほどとお手頃になっています。
窓とカーテンの間に多少隙間でできるので、外光を100%シャットアウトすることはできませんが、特に支障はないでしょう。
フォレスターその他車中泊グッズの紹介
これまで紹介してきたアイテムを利用することで、フォレスターの車内で快適に睡眠できるはずです。
しかし、車中泊する際は単に寝るだけでなく、車内で作業や食事をしたり、娯楽を楽しむ時間もあります。
ここでは、その際に必要なグッズを紹介しましょう。
LEDランタン
家の中で過ごす場合と同様、夜間は照明が必要になりますが、ルームランプでは明るさが不十分ですし、バッテリー上がりの心配があるので長時間使えません。
そこでお勧めしたいのが、LEDランタンです。
狭い車内で使うので明るさはそれほど必要ありませんし、大きさもコンパクトな方が良いでしょう。
そうした条件を満たす製品として、「ジェントス ライトモカSOL-144S」があげられます。
ジェントスはLEDランタン業界の最大手だけあり、製品の信頼性は申し分ありません。
ライトモカSOL-144Sは、車中泊に必要十分な150ルーメンの明るさを持ちながら、非常にコンパクトであることが特徴です。
実売価格が2千円台とお手頃なのも、お勧めのポイントになります。
ポータブル電源
車中泊の際は、車内で自宅と同じように生活するするために電気製品を使うケースも多くなります。
フォレスターにはDC12V/120Wの電源ソケットが一箇所装備されていますが、それだけでは容量的に全く不十分です。
そのため、大容量バッテリーを内蔵したポータブル電源が必要になります。
車中泊用としては容量が200~300Wh程度の、あまり大き過ぎないものが良いでしょう。
お勧めは、「Webtop ポータブル電源」という製品です。
容量は222Whと必要にして十分で、AC110V電源とUSBポートが2系統、DC12V電源が4系統備わっています。
これ1台あれば、車内でさまざまな家電品を使うことができますし、スマホや携帯の充電も可能なので大変便利です。
実売価格は約25,000円ですが、それだけの価値は十分あります。
まとめ
フォレスターはフルモデルチェンジされてから間もないため、専用の車中泊グッズがほとんどないのが残念な点です。
しかし、ここで紹介したような汎用品を利用するなどの工夫をすれば、十分快適に車中泊することが可能になります。