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修理・整備関係

アクセルを踏んだ時のウィーンという異音がする原因と対策を考えた!

2019/08/13


今回は、アクセルを踏んだ際の異音の原因と対策について書きます。

アクセルを踏んだ際、ウィーンという異音がしたことはありませんか?
耳に触る音なだけでなく、なにかの不具合かと不安に思いますよね。

これらの異音は、早期の適切な対策によって、すぐに解決することができます。
ここでは、その様々な原因と対処の方法について挙げていこうと思います。



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アクセルを踏んだ時のウィーンという異音の原因は変速機?

CVT フルード劣化対策


引用:japaneseclass.jp

CVTとは、「コンティニュアスリー バリアブル トランスミッション」の略であり、変速機のことを指します。
CVTフルードとは、CVT(変速機)の動きをなめらかにするための潤滑油のことを指します。

CVTフルードは劣化しますが、エンジンオイルに比べて劣化のスピードは緩やかで、メーカーによっては交換は不要とされているところもあります。
CVTオイルがなぜ交換不要と言われているかというと、オイルの劣化よりも交換時のリスクのほうが大きいからです。

交換時のリスクとしては、交換時のオイル漏れや異物の混入があります。
こういったオイル漏れや異物の混入があると使用できなくなる危険性もあるため、必ず専門の業者に依頼しましょう。

このように、交換を推奨されないCVTオイルですが、下のような劣化の症状が見られた場合は、ディーラーに点検してもらうことをおすすめします。

・ベアリングの異音
・コンバータの異音
・スチール・ベルトの滑り
・スターティング・クラッチの滑り
・クラッチの滑り
・タイムラグ




アクセルを踏んだ時のウィーンという異音の原因はベルト?

ファンベルトの損傷・劣化対策

引用: https://www.55truck.com/journal/28.html

ファンベルトとは、車両への電気供給やラジエーター冷却などを行うもので、オルタネーター、エアコンプレッサーやウォーターポンプなどのパーツが使われています。

劣化に伴いファンベルトが切れてしまうと、オルタネーターの発電がストップし、電気の供給ができなくなるためエンジンが停止してしまいます。
また、ウォーターポンプが作動しなくなれば、エンジンの冷却ができなくなりオーバーヒートやエンジンの焼き付けが起こることもあります。
自動車を動かすための重要な役割を担うファンベルトが切れてしまう前に定期的な点検と交換が必要です。

交換のサインとしてはいくつかあります。

”鳴き”と呼ばれるキュルキュルという異音
ファンベルトが鳴く原因は経年劣化によるものであることが多く、ベルトの伸びやすり減りによりなる異音です。
また、腐食や亀裂が入っていることもあるので、キュルキュルという異音が聞こえたら、すぐにディーラーに確認してもらってください。

・”走行距離”
およそ5万キロから10万キロで交換するのが目安ですが、車種によっても変わるため、定期的な整備や点検を行うのが好ましいです。

”使用年数”
ゴムの劣化は車両が作られたときから自然に起こっています。
ファンベルトだけでなくすべてのゴム部品が5年から10年でかなり劣化するため、使用5年から10年が経った車検のタイミングでゴム製品の交換を多ないましょう。
ファンベルトは交換をせずに使用を続けると、突然切れることもあり、重大な事故にも繋がりかねません。
しっかりとディーラーや整備工場で点検を行い、適切に交換をしましょう。

アクセルを踏んだ時のウィーンという異音の原因はポンプ?

パワーステアリングのオイルポンプの故障対策


引用: https://www.support-parts.net/posts/troubleshooting4.html

パワーステアリングとは、ハンドルを軽く動かすことができるようにサポートしてくれるもので、エンジンの動力を用いてポンプを動かすことでオイルを圧縮することによって、その力によってハンドルを動かすアシストするという仕組みです。

パワステオイルには大きく分けて2つの種類があります。
・油圧式
パワステフルードやパワステオイルと呼ばれるオイルを利用して油圧を発生させ、ハンドル操作のアシストを行う仕組みになっています。
・電動式
電気の力でエネルギーを発生させ、ハンドル操作をアシストします。
関連するパーツに、さきほども登場した「オルタネーター」や、「コンプレッサー」といったパーツを同時に回転させています。

ハンドル操作時の異音は、パワステオイルの劣化や不足、オイル漏れが起きている可能性があります。
また、ハンドルが重くなったように感じたら、パワステの不具合が考えられます。
直進安定性の低下やハンドル操作に支障をきたしてしまうようなとき、十分に油圧が発生できていないことが原因として考えられます。

ホースの劣化やタンクの故障により、パワステフルードが漏れてしまっている可能性が有ります。

また、パワステポンプ内のベルトの劣化や破損による問題も考えられます。
パワステポンプ内で油圧を調整するためのベルトはゴム製です。
先程も述べたように、ゴムは自然と劣化が進み、5年から10年ほどで交換する必要が有ります。
ベルトの交換は、使用年数やキュルキュルという異音を目安に行ってください。
異変に気がついたら、ディーラーで点検してもらってください。



アクセルを踏んだ時のウィーンという異音の原因は足回り?

ベアリングの劣化・故障対策


引用:https://koyo.jtekt.co.jp/2018/11/column01-01.html

ベアリングとは、軸受と呼ばれ、機械にある回転する”軸”を支えなめらかに回転するサポートを行っています。
車の中では、エンジンやミッション、ステアリングなど様々な部品に組み込まれています。

ベアリングの損傷にはいくつかタイプが あります。

・フレーキング
フレーキングは、ベアリングの起動面や転動面がうろこ状に剥がれる現象です。
ベアリングに過剰な荷重がかかっている可能性や潤滑不足や潤滑剤があっていない可能性があります。

・かじり
かじりは発熱によるベアリングの焼付きキズのことです。
取り付け、外し方を直したり、与圧量や潤滑剤を変更するなどの対策をしましょう。

・摩耗
ベアリング表面が異常な摩擦により変化することを指します。
潤滑不良や異物の混入、サビが原因となるので、潤滑剤を見直したり、潤滑状況の確認、密封装置の改善やハウジングなどのベアリング周辺の洗浄が効果的です。

・サビ、腐食
ベアリング表面にサビが付着したり、腐食が起こったりしている状態です。
保管や取り扱いの不備、腐食を進行させる水や酸が混入したり、ベアリング表面が結露したりといった原因によるものです。
密封装置を見直し不純物の混入を防ぐ、高温多湿での保管を避ける、長期運転休止時は防錆の対策を行いましょう。

・破損
ベアリングに割れや欠けなどの破損が起こることを指します。
荷重条件を見直したり、はめあいを修正するなどの対策を行いましょう。

・焼付き
ベアリングが発熱することで、変色、変形、軟化溶着などが起き、回転不能になります。
はめあい、隙間、予圧を見直しましょう。



まとめ

引用:https://www.carsensor.net/shop/aichi/030462003/afterservice/

いかがでしたか?
ここでは、CVTオイルの劣化、ファンベルトの劣化、パワーステアリングのオイルポンプの劣化、ベアリングの劣化の4項目について取り上げました。

一言に異音の原因といっても、様々な原因が考えられますね。
車に乗っている限り、部品の劣化は避けては通れません。
今回ご紹介したアクセルを踏んだときの異音の原因4つですが、あくまでも可能性を挙げたにすぎません。
確実な原因は、車の中を見てみなければわかりません。

みなさんの愛車に乗り続けるために大切なことは、自己判断ではなくしっかりとディーラーや整備工場で調べてもらうことです。
車の部品交換は安くないため、どうしても交換が必要でないものはなるべく交換したくないかと思います。

しかし、みなさん自身や大切な人の安全のためにも、定期的に点検、必要であれば部品を交換することをおすすめします。

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