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CHRとプリウス 買うならどっち?価格や燃費を比較してみた!

2018/09/16

トヨタのクロスオーバーSUV「chr」には、ガソリン車とハイブリッド車が設定されています。

このうちハイブリッド車の購入を検討している方の場合、「プリウス」も購入候補にあげているケースも意外と多いのではないでしょうか?

そこで今回は、chrハイブリッドとプリウスのどっちを買うべきなのか、価格や燃費などを比較しつつ検証します。

また、プリウスの派生モデル「プリウスα」とchrハイブリッドの比較もしてみました。



CHRとプリウス 燃費はどちらが良い?

初めに、chrハイブリッドとプリウスの燃費を比較してみましょう。

まずカタログ燃費(JC08モード)を比較すると、chrハイブリッドが30.2km/lであるのに対し、プリウスは34.0~40.8km/lと、3.8~10.6km/lも優れています。

しかし、購入予定者にとって本当に参考になるのはカタログ燃費ではなく、ユーザーの報告による実燃費です。

そこで、2台の実燃費を燃費検証サイト「e-燃費」で調べたところ、chrハイブリッドが約21km/lであるのに対し、プリウスは約23.1~25.7km/lであることが分かりました。

両者の差は2.1~4.7km/lで、カタログ燃費ほどの差はないことが分かります。

次に、レギュラーガソリン価格を145円/l、年間走行距離を1万kmと仮定して年間のガソリン代を試算したところ、以下の結果が出ました。

  • ・chrハイブリッド 約69,000円
  • ・プリウス 約56,000~67,000円

その差は約2,000~13,000円なので、月額に換算するとおよそ200~1,000円程度の差でしかありません。

したがって、プリウスの方が低燃費であることは間違いないものの、お財布の負担が気になるほどの差ではないと言えます。



CHRとプリウス コストパフォーマンスはどちらが良い?

 

続いて、chrハイブリッドとプリウスではどちらがコストパフォーマンスが良いのかを検証します。

まず、chrハイブリッドとプリウスの価格を比較してみましょう。

  • ・chrハイブリッド 261万4,000円~292万9,200円(北海道地区は264万2,080円~295万7,280円)
  • ・プリウス 242万9,018円~339万4,145円(北海道地区は245万2,778円~341万2,505円)

価格面ではそれほど大きな差はないので、その点で両者はライバル関係にあると言えます。

では、価格に対する価値、すなわちコストパフォーマンスはどちらが良いのでしょうか?

搭載されているハイブリッドシステムは、chrハイブリッド、プリウス共に1.8lエンジンとモーターを組み合わせたもので、スペックも共通です。

したがって性能面では甲乙付け難いので、装備の差がコストパフォーマンスの優劣の決め手になります。

chrハイブリッドとプリウスの主要装備は、以下の通りです。

車名 アルミホイール Bi-Beam LEDヘッドランプ LEDフロントフォグランプ 雨滴感応式オートワイパー トヨタセーフティセンス ブラインドスポットモニター クリアランスソナー&バックソナー 運転席電動ランバーサポート 運転席・助手席快適温熱シート ナノイー
chrハイブリッド 全車に標準装備 最廉価グレード以外に標準装備 最上級グレードに標準装備 最上級グレードに標準装備 全車に標準装備 最上級グレードに標準装備 最上級グレードに標準装備 最上級グレードに標準装備 最上級グレードに標準装備 最上級グレードに標準装備
プリウス 廉価グレード以外に標準装備 全車に標準装備 廉価グレード以外に標準装備 廉価グレード以外に標準装備 廉価グレード以外に標準装備 廉価グレード以外に標準装備 廉価グレード以外に標準装備 上級グレードに標準装備 中級グレード以上に標準装備 上級グレードに標準装備

このように装備面を比較すると一長一短があるものの、プリウスの場合廉価グレードを選ぶと、安全運転支援システムのトヨタセーフティセンスがオプション扱いになってしまうのが難点です。

しかし、その分プリウスの廉価グレードはchrハイブリッドよりも安価な価格設定になっているので、コストパフォーマンスが劣るというわけではありません。

chrハイブリッドとプリウスの総合的なコストパフォーマンスを比較すると、ほぼ同等と言えるでしょう。



CHRとプリウス サイズ的に使い勝手が良いのはどちら?

次に、chrハイブリッドとプリウスのボディサイズを比較し、どちらが使い勝手が良いのかを検証します。

chrハイブリッドとプリウスのボディサイズは、以下の通りです。

車名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
chrハイブリッド 4,360 1,795 1,550
プリウス 4,540 1,760 1,470~1,475

両者を比較すると、全長はプリウスの方が180mm長い一方で、全幅と全高はchrの方がそれぞれ35mm、75~80mm大きい数値になっています。

狭い道路での離合やパーキングのことを考えると、全幅が狭い方が使い易いのは確かですが、35mmの差はあって無いようなものと言えるでしょう。

むしろ、180mmという全長の差の方が問題になります。

狭い裏道で右左折する時などは、全長の長さが意外と気になるものだからです。

また、自宅の駐車スペースに限りがある場合なども、全長が短い方が有利です。

一方、全高はchrハイブリッドの方が高くなっていますが、立体駐車場に入庫できる高さに収まっているので、特に問題はありません。

総合的な使い勝手を比較すると、chrハイブリッドの方が優れていると言えるでしょう。

CHRとプリウス 車内の広さはどちらに余裕がある?

【プリウスの後部座席】

続いて、chrハイブリッドとプリウスの室内の広さを比較します。

2台の室内寸法は、以下の通りです。

車名 室内長(mm) 室内幅(mm) 室内高(mm)
chrハイブリッド 1,800 1,455 1,210
プリウス 2,110 1,490 1,195

両者を比較すると、室内長で310mm、室内幅でも35mmプリウスの方が広くなっています。

プリウスの方が全幅が狭いにもかかわらず室内幅が広いのは、パッケージングが優れている証です。

唯一、室内高のみchrハイブリッドよりも15mm小さくなっていますが、この程度の差は無視して構わないでしょう。

実際に運転席に乗り込んでみると、足元や頭上の空間に関しては2台に大きな差は無く、どちらも快適に過ごせます。

続いて、chrハイブリッドとプリウスの後部座席のスペースを比較したところ、頭上の空間はほぼ同じくらいで、どちらも十分な余裕がありました。

一方、膝元のスペースは室内長の長いプリウスの方がタップリとしていますが、chrハイブリッドも余裕は十分で特に問題はありません。

それよりも、chrはウインドウ面積が小さいため、閉塞感が強いことが気になりました。

したがって、後部座席の居心地の良さではプリウスの方が上と言えます。



 

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CHRとプリウスαはライバル?

この項目では、chrハイブリッドとプリウスαは果たしてライバルと言えるのかどうかを検証します。

プリウスαは先代プリウスをベースとしたステーションワゴンで、2列シート5人乗りの他に3列シート7人乗りも設定されている点が特徴です。

価格は256万5,000円~355万6,440円で、chrハイブリッドよりもやや高めの設定になっています。

ボディサイズはプリウスよりも更に大きく、室内スペースと荷室スペースはchrハイブリッドと比べ広大です。

一方、プラットフォームやハイブリッドユニットはプリウスやchrハイブリッドよりも世代が古いため、走行性能や燃費では一歩を譲ります。

chrハイブリッドとプリウスαを比較すると、車のカテゴリーやキャラクターが大きく異なるため、ライバルと呼ぶのはかなり無理があるでしょう。

CHRとプリウス ズバリ買うならどっち?

結局のところ、chrハイブリッドとプリウスではズバリどっちを買えば良いのでしょうか?

燃費や走行性能は2台とも優秀で、取り回しや室内スペースの点でも極端な差はないので、その意味ではどちらを選んでも大きな後悔はしないはずです。

しかし、キャラクターを比較すると、chrハイブリッドがパーソナルカー的な色合いが強いのに対し、プリウスは歴然としたファミリーカーという大きな違いがあります。

結論を言えば、独身者やディンクスならchrハイブリッドの方が似合い、家族持ちの方ならプリウスの方が適しています。

 

 

 

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