ヴェゼル

ヴェゼルのサイズは他のSUVと比較してどうなの?

2018/06/21

ホンダのクロスオーバーSUV「ヴェゼル」は、スタイリッシュなフォルムや高級感あるインテリア、ホンダ独自のセンタータンクレイアウト採用による多彩なシートアレンジなどが人気の的になっています。

更に、走行性能の高さや充実した安全装備をあわせ持つなど魅力満載なので、いま購入を検討している方も大勢いらっしゃることでしょう。

しかし、狭い道路が多い地域に住んでいる方や駐車場が狭い方にとっては、ヴェゼルの車体寸法が気になるのではないでしょうか?

どんなに魅力的な車でも、大き過ぎて持て余すようでは直に愛想が尽きてしまうかもしれませんから、サイズは重要な問題です。

また、サイズに問題なくても、見切りが悪かったり小回りが効かなかったりするとなにかと苦労することになるので、その点も気になるはずです。

そこで、ヴェゼルの大きさは他のSUVと比較してどうなのか、また取り回しは楽なのかどうかを、徹底的に検証してみました。


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ヴェゼルの車体寸法はどのくらい?

ヴェゼルの車体寸法を調べると、全長はハイブリッドRS・ホンダセンシングとRS・ホンダセンシングが4,340mm、それ以外のグレードが4,330mmとなっています。

コンパクトカーの「フィット」と比較すると300mm前後長く、コンパクトワゴン「シャトル」よりは若干短いサイズです。

全幅はハイブリッドRS・ホンダセンシングとRS・ホンダセンシングが1,790mm、それ以外のグレードが1,770mmで、いわゆる3ナンバーサイズになります。

5ナンバー枠の1,695mmに収まっているフィットやシャトルと比較すると、大分ワイドです。

全高は全車1,605mmで、フィットやシャトルよりも高く、残念ながら1,550mmの高さ制限のある立体駐車場に停めることはできません。

ホイールベースは2,610mmで、フィットやシャトルよりも80mm長く設定されています。

ヴェゼルの車体寸法はフィットよりは一回り大きいものの、決して持て余すほどのサイズではありません。

ただ、都市部のマンションなどに住んでいる方にとっては、立体駐車場に収まらない点がネックになるかもしれません。

ヴェゼルの車幅は丁度いい?

ヴェゼルの1,770~1,790mmという車幅は、幹線道路なら全く問題ありません。

しかし、幹線道路から一本奥に入り、幅員が狭くて電柱が沢山立っているような道路になると、ヴェゼルのような3ナンバー車はそれなりに神経を使います。

ワインディングロードを走行する場合も、車幅があるとあまりペースを上げられないので、飛ばしたい人にはストレスが溜まるかもしれません。

また、駐車をする場合には、最近の駐車場なら3ナンバー車を前提に設計されているので、特に問題ありません。

しかし、3ナンバー車がほとんど走っていなかった時代に造られた古い駐車場は、5ナンバー車を前提にしていることが少なくありません。

そのような駐車場にヴェゼルを停めると、隣の車との間隔が狭くて乗り降りが大変だったり、隣の車にドアパンチを見舞われるリスクが生じます。

このように、ヴェゼルの車幅はどんな状況においても丁度いい、と言うわけではありません。

とは言え、車幅が1,800~1,900mm以上もある車と異なり、持て余してしまうことはほとんどないはずです。

また、5ナンバー車や軽自動車しか乗った事のない方の場合、最初は「車幅が広いな」と感じるでしょうが、直に慣れるものなのでそう心配はいりません。

従って、車幅を理由にヴェゼルの購入を諦めるべきではないでしょう。


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ヴェゼルのサイズは他のSUVと比べてどうよ

次に、ヴェゼルの大きさを他のSUVと比較してみましょう。

ヴェゼルとライバル関係にあるSUVには、国産車では「トヨタC-HR」や「日産ジューク」、「マツダCX-3」、「スズキSX4 S-CROSS」などがあります。

輸入車まで視野を広げると、「ルノーキャプチャー」や「プジョー2008」、「フィアット500X」なども対象に入ってきます。

ヴェゼルとこれらのライバル車のサイズを表にまとめると、以下のとおりになります。

車名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) ホイールベース(mm) 室内長(mm) 室内幅(mm) 室内高(mm) 車両重量(kg) パワートレイン 最小回転半径(m) 価格(円)
ヴェゼル 4,330~4,340 1,770~1,790 1,605 2,610 1,930 1,485 1,265 1,180~1,390 ハイブリッドシステム(1.5Lガソリンエンジン+モーター)または1.5Lガソリンエンジン 5.3~5.5 2,075,000~2,962,000
C-HR 4,360 1,795 1,550~1,565 2,640 1,800 1,455 1,210 1,440~1,470 ハイブリッドシステム(1.8Lガソリンエンジン+モーター)または1.2Lガソリンターボエンジン 5.2 2,516,400~2,929,200
ジューク 4,135~4,165 1,765~1,770 1,550~1,570 2,530 1,835 1,470 1,215 1,200~1,410 1.5Lガソリンエンジンまたは1.6Lガソリンターボエンジン 5.3 1,975,320~3,468,960
CX-3 4,275~4,340 1,765 1,550 2,570 1,810 1,435 1,210 1,240~1,340 2Lガソリンエンジンまたは1.5Lディーゼルターボエンジン 5.3 2,106,000~3,034,000
SX4 S-CROSS 4,300 1,785 1,595 2,600 1,995 1,475 1,250 1,150~1,220 1.6Lガソリンエンジン 5.4 2,062,800~2,278,800
キャプチャー 4,135 1,780 1,585 2,605 - - - 1,280 1.2Lガソリンターボエンジン 5.5 2,699,000~2,799,000
2008 4,160 1,740 1,570 2,540 - - - 1,230 1.2Lガソリンターボエンジン 5.5 2,630,000~2,850,000
500X 4,250~4,270 1,795 1,610~1,625 2,570 - - - 1,380~1,460 1.4Lガソリンターボエンジン 5.5 2,927,000~3,435,000

ヴェゼルのボディの大きさをライバルと比較すると、全長はC-HRに次いで長く、全高は500Xの次に高くなっています。

全幅こそ特に広くはないものの、ヴェゼルの車体寸法はこのクラスでは大きい部類に入ることが分かります。

また、国産SUV同士で室内寸法を比較すると、室内長がSX4 S-CROSSに劣る以外は、全ての項目でヴェゼルが一番大きい数値になっています。

ヴェゼルの室内スペースが広いのは、車体寸法が大きいことに加え、スペース効率に優れたセンタータンクレイアウトを採用しているからです。

ここで、ライバル車の特徴について軽く触れておきましょう。

▶ ヴェゼルの評価・評判は悪い?内装や乗り心地はどうよ



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トヨタC-HR

 

トヨタ車らしからぬ斬新なエクステリアデザインが特徴です。

全高を抑えていることもあり、かっこ良さはヴェゼル以上かもしれません。

また、FF車は全高が1,550mmなので、立体駐車場に入庫できます。

一方、全長・全幅がヴェゼルより大きいにも関わらず、室内スペースは狭いので、居住性を求める人には向きません。

日産ジューク

奇抜なエクステリアデザインは、いま見てもインパクト十分です。

アクが強いため、誰が見てもかっこいいと感じるヴェゼルと異なり、好き嫌いはハッキリ分かれそうです。

ヴェゼルと大きさを比較すると、ボディサイズ、室内寸法ともひと回り小振りです。

マツダCX-3

ヴェゼルやC-HRのようなクーペテイストのエクステリアデザインではありませんが、鼓動をモチーフとした躍動的なフォルムは魅力的です。

室内寸法はヴェゼルより狭いものの、立体駐車場に収まる全高に抑えられているので、都市部に住むユーザーには歓迎されるでしょう。

スズキSX4 S-CROSS

ヴェゼルとはエクステリアデザインの方向性が大きく異なり、いかにもSUVらしい逞しさが持ち味となっています。

室内長はヴェゼルを上回りますが、ヴェゼルのような多彩なシートアレンジは備えていません。

ルノーキャプチャー

クーペ志向の味付けではありませんが、流麗なエクステリアデザインを持っています。

これまで紹介した国産SUVと異なり4WDの設定がなく、全車FFなので、ムード優先のSUVと言えるでしょう。

プジョー2008

 

キャプチャーの対抗馬的な存在ですが、こちらの方がSUVらしい力強いデザインになっています。

サイズは、今回取り上げた8車種の中では小さい部類に入ります。

キャプチャー同様FFのみの設定なので、悪路走行向きではありません。

フィアット500X

サイズは大柄ですが、コンパクトカー「500」をそのまま大きくしたような、愛嬌あるエクステリアデザインが持ち味です。

キャプチャーや2008と異なり4WDも設定されているので、ある程度ヘビーデューティーな使い方にも対応します。

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ヴェゼルの取り回しは楽?

ヴェゼルは、ライバル車よりもやや大きめのサイズになっているので、取り回しが楽にできるかどうか気になることでしょう。

ヴェゼルは着座位置が高く、フロントウィンドウの面積も広いので、前方の見晴らしは優れています。

しかし、Aピラーが外観から想像するほどは細くなく、なおかつ傾斜が強いので、斜め前方の死角は大きい方です。

さらに、ドアミラーが大きいことも視界を妨げる要因になっています。

交差点で右左折する際は、歩行者や自転車が一瞬死角に入ってしまう可能性があるので、十分注意が必要です。

また、運転席からボンネットフードの先端が見えないので、車両感覚もつかみやすいとは言えません。

慣れないうちは、バンパーを擦ったりしないよう慎重な運転を心掛けた方が良いでしょう。

最小回転半径は5.3~5.5mで、そこそこ小回りが効くため、駐車やUターンの際に困ることはないでしょう。

また、ドアミラー下部に備わるプリズムアンダーミラーと呼ばれる補助ミラーは、後退時などの安全確認に役立ちます。

後方視界に関しては、リアウィンドウの面積が狭いことや、Cピラーが太いことなどからあまり良くはありません。

ヴェゼルの取り回しは、斜め前方や後方の死角の大きさが災いし、他車と比べて楽な方ではありません。

ディーラーオプションで各種カメラシステムやパーキングセンサーが用意されているので、予算が許すなら付けておいた方が良いでしょう。


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まとめ

ヴェゼルの車体寸法はライバルのSUVと比較すると若干大きい上、見切りも良くないので、取り回しにはやや難があります。

ただ、日常ユースで困るほど大きかったり取り回しが悪かったりするわけではなく、慣れでカバーできる範囲です。

また、先ほど紹介したカメラやセンサーなどのオプションを装着すれば、取り回し性はかなり改善されます。

なお、C-HRやジューク、CX-3なども見切りに関してはヴェゼルと大同小異で、決して良いとは言えません。

ヴェゼルをはじめとするデザイン優先のクロスオーバーSUVは、見切りの良さとかっこ良さがトレードオフの関係にあります。

その点さえ割り切れるなら、ヴェゼルを購入して後悔することは決してないはずです。



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